空虚こそ
2005年 08月 18日
どれだけのものを手放せば気が済むのだ
どれほどのものを詰め込めば気が済むのだ
すべては あなたの中にあるはずなのに
空虚を嘆いてはならない
いくら詰め込んでも空虚はゆずらないまま
そこにある
空虚はそこにある
そこにある
その空虚こそがあなたなのだから
そこを慈しみ、いとおしみ、大切に大切に、すればいい。
そこは悲しみの淵ではないのだから
静かな入り江
月が昇ることもあるかもしれない
鳥が飛び立つこともあるかもしれない
小さな花が咲くこともあるかもしれない
月が昇り、沈み、また昇り
鳥が飛び立ち、また帰ってくる
花が咲き、散って、また咲く
そんな入り江に、なりたくないか
by angelglobe
| 2005-08-18 21:05
| メッセージ