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エネルギーというもの

静止したように、真夏の昼下がりは、眠っているようです。

原発について書こうと思っていたのですが、気が重くて・・・

自分が知らなさ過ぎるとも思ったのですが・・・

一昨日Googleで「プルトニウム」を調べ、今日もう一度、Google検索してみると、検索結果に疑問が・・・上位サイトがほとんど文部科学省関連のサイトに変わっている・・・

一昨日、プルサーマル問題、のサイトがあったはずと探してもない・・・なにか、しっくりこないものがあるような気がする。気のせいかな・・・

キョーコの気まぐれ日記の『浜岡原発をとめたい』から、思い出した雑誌の記事があったので、書いてみようと思います。

科学雑誌『Newton 3月号エネルギーというもの_d0010900_15101192.jpg

― 想定外の大震災 ― すべてが「もしも・・」と想定する以上の地震を想定しての記事ですが、その中に 『原発の耐震性は万全か?』 という記事がありました。

東海地震の想定震源域の真っ只中に位置する浜岡原発は相当な揺れにまで耐えられる設計になっているそうですが、しかし、直下型地震が襲った場合はそれをこえる揺れが襲う可能性が大いにあるということなのです。また、本震で損傷したうえに、余震が連続して襲った場合、安全装置が働かないこともありうると書いてありました。

過去を振り返ると1986年のチェルノブイリ原発事故を思い出しますが、この記事にはその時の放射性元素セシウムによる汚染状況とその汚染範囲を地図上に記してあります。チェルノブイリを中心にした半径600キロメートル以上の範囲が確実に汚染されている。仮に浜岡をその円の中心に置いた時、半径600キロメートル円の範囲とは、ほぼ本州がすっぽり全域が入ってしまう距離なのです。

2004年3月現在で、日本には稼動中の原発が52基あるそうですが、、

エネルギーというものを今一度考えなければならない気がする。

生命を危険にさらすようなエネルギーなら、もういらない。

本当のエネルギーソースとは何だったのか、思い出してみたいと思いました。
by angelglobe | 2005-08-04 15:49 | 宇宙のこと、地球のこと