自分の許容範囲

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昨日の快晴とはうって変わって今日は雨の日曜日です。
お天気休日は鳥撮りに決まってる!と昨朝は早々に出発。
しかし、午後から臨床心理講演会に行くと決めて出かけたので、気持ちが落ち着かず物足りない鳥撮りでした。
まずは最寄の川辺の水鳥たちにご挨拶をしていると少しセンチメンタルに・・・
そろそろ北帰行が始まるでしょうから、今年会えるのは最後かななんて思って眺めていると、卒業式みたいに目の前を順番に流れてくれたりして、よけい胸がいっぱいになってしまいました(笑)

講演会はPTSD(心的外傷後ストレス障害)について、架空のクライアントの架空の症例から内面の葛藤の有り様についてのお話しで、
主にPTSDの方の心情を中心に、周りの人たちのあり方なども加えたお話しで、カウンセリングについては触れることはありませんでしたが、その心情を私達の日常で起こりがちな感情を例にあげて、理解しやすく話してくださっていました。

PTSDについては詳しくありませんので説明はしませんが、心の傷が深く大きければ、身体を癒すことさえ抵抗があり、用心しなければならないということ、それと二次被害という事にも触れていらっしゃいましたが、事件後言葉によって受けた傷がさらにトラウマを拡大することがあるということも知りました。

帰ってから思ったことは、セラピストは自分のできることの範囲をしっかりと認識しておくことの重要性、そして枠を超えた関わり方は、しないほうが適切であること、また出来ることなら、自分の許容範囲を超える場合は、次(別の専門家)へのルートを準備しておくことが望ましいなどの事を再認識することが出来たかなということでした。

癒しを引き受けることがセラピストの仕事ならば無責任に引き受けることはもちろん出来ませんし、クライアントの症状を見極める能力と、引き受けたなら最後まで付き合う覚悟は必要だと、当たり前のことながら、あらためて思いました。
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by angelglobe | 2006-02-26 13:17 | セラピーのこと