終の棲家
2006年 03月 23日
『田園の快楽』 玉村豊男 著 / イラストレーション 田代知子さん
信州の東部町を終の棲家と、そこに居を構え、畑仕事をしながらの一年の暮らしを写真と文章で綴っている美しい本です。
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なぜこの本が欲しくなったかというと、こちらのエキサイトリンクをさせていただいている、田代知子さん(私はファンなのです)が(「田代知子日々のこと画帖編」)この本のイラストを、描いていらっしゃるということでもあったからなのですが、
田代さんの絵との出会いは不思議でした(と思っています)
初めて田代さんのブログを訪れたときに出迎えてくれたのが、天使の絵でした。
透明で肩の力が抜けた天使・・・「初めて好きな天使の絵に出会った・・・」と、熱いものがこみ上げて、すぐにコメントでリンクのお願いをしました。
100人の天使をお描きになっていて、その絵はブログにアップした一人目の天使だったのです。
ブログは、こんなに素晴らしい出会いをくれます。
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ところで私は、ずいぶん前から、エッセイストの玉村豊男さんのライフスタイルに憧れていました。
"Villa d'Est―ヴィラデスト" と名づけた場所、、、
1月
新しい年のはじまりを迎えると、いつも家ができた当時の事を思い出して、あかあかと燃える暖炉の火を眺めながら、冬の長い夜、二人でいつまでも語り合う。
4月
二人していそいそとビニールハウスへ向かい、今年の作付け計画を相談しながらタネを播く。
8月
トマト作りの暑い夏
11月
よく晴れた日、私たちは山へ木のツルや木の実を探しに行く。
自然の素材を集めて、クリスマス・リースをつくるのである。
窓の外に広がる紅葉を眺めながら冬の旅行の計画を立てる至福の時間
12月
「シャンパンのような元気と、コニャックのような長生きのために」私たちはグラスを掲げて、新しい一年の再生を祝して乾杯する。
はぁ~・・素敵過ぎます・・・
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今月の新月は29日、午後7:16~ですが、今月は牡羊座で新月が起こります。
牡羊座の新月は特別で、『春分(新しい始まりを表す春の最初の日)お宝マップ』を作ります。
大きな紙(カレンダーの裏などでもいいと思います)に、未来の人生で経験したいことを、お気に入りの雑誌などから選んで写真を切り抜いて、未来のイメージに合うように貼ります。
これは、新月になった日から二日以内で完成させて、実現するのを待つだけだそうです。お宝マップは、その後は、しまい込んでもかまわないようです。
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よ~し、今年は、この本をコピーしてから、切り抜いて、お宝マップ、作ろうかな・・・
by angelglobe
| 2006-03-23 21:21
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